1泊8万円のホテル事情

日刊ゲンダイ「やってはいけないIN中国」
2008年07月11日
1泊8万円、ホテルのトラブル
8月13日から北京に宿泊する私のホテルは1泊8万円もする。通常の2倍以上の価格だ。北京市の宿泊施設数は6000軒近く、客室33万6000室、そのうち北京市の星付きホテル数は800軒あまりだ。また、5つ星ホテルのスタンダードルームの平均宿泊料金は前年の同じ時期に比べて2.6倍の1泊3623 元であり、もっとも高く跳ね上がったのが3つ星ホテルの平均1556元で4.2倍である。だからといって北京五輪での需要により値上がりしただけでサービスがよくなるわけでもない。
私が北京のホテルで驚いたことは次のことである。
①インターネット利用可能
パンフにそうかかれていても、部屋についている接続設備がうまくいかないことが多くネット利用できないことがある。それでも料金はとられるから、使えない場合はその時点で何度も苦情をいい確認に来てもらうことである。
②ビジネスセンターあり、でも不便で高い。
ビジネスセンターは5時に終わるところが多く、コピー、電話などの利用は1ずつの申し込みになる。電話番号を調べてもらうなど受付の人に何か依頼するとそれもチャージされることもある。また個室のブースに腰掛けただけで利用とみなされ30分で数千円とられることもある。いちいち料金を確認してから使うことが大事だ。
③コーヒーショップが夜にバーにかわる
5時からまたがって8時すぎまでロビーのコーヒーショップにいると、6時から急に照明が暗くなりナイトバーに様変わり。いつのまにかセット料金がチャージされていたことがある。特にホテルのバーはカジュアル系でも1万円超えることもあるくらい高い。証明が落ちたら、料金を確認しよう。
④北京で公衆電話を利用するには、電話専用のカードが必要。
どこの公衆電話でも使えると書かれているが、ホテル内の公衆電話で使えないことも多い。また、その使い方をホテルマンに聞いてもわからない人が多い。ホテルのロビーにある公衆電話、ひとりでカードを買う前に、ホテルのコンシェルジェに一緒に購入し電話かけてもらうほうがいい。
最大の被害は、私の知人のケース。
⑤5星ホテルでもトイレがつまりやすい。トイレットペーパーも硬く流れにくい。日本のようにウォシュレットなどないから大量にトイレの紙を使いつまらせて水浸しにした人がいた。素直に直してもらおうと電話したら、その汚れたカーペット代として弁償させられたのだ。私は日本から柔らかくて流れやすいティシュを持参することをすすめる。
⑥チェックインには宿泊利用料金の2倍以上がデポジットとしてとられる。クレジットカード利用でも2倍の料金が先に引かれて、後で返却するシステムだ。私の場合も先に2倍の料金がカードで落とされた。チェックアウトのとき半分を返金する庸求めたら「クレジットカードが使えない。朝9時からでないとカード会社が営業しないから利用できない。9時まで待つか、サインだけ先にしてくれれば後で返却する」といわれた。結局、もめているうちに9時になりカード会社が開業した。無事に返却されたが、このようなことがないよう現金で払うことをすすめる。
 冷蔵庫葉あるが空っぽ。ジュースなどが入っていることはほとんどない。そのかわり、3星ホテルの部屋にはコンドーム2箱、前の開いていない、日本なら回収されるだろう前が開いていない男性用パンツがおいてあった。(表紙の写真には開いているというのに)中国にはラブホテルの建設が認められていないためか、多くのホテルがそのために利用されている。コンビニのレジのまん前にもコンドームが一列に並んでいて、堂々と女性が購入する姿を何度も見かけた。
 サービス業が苦手な中国のホテルにサービス面での期待はできない。それを肝に銘じて金のトラブルに巻き込まれないよういちいち警戒し、確認することが、楽しい旅行にする秘訣である。
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