日中外交・パンダ外交をどう分析する?

TOKYOFM [Tapestry」
2008年05月09日
①穏やかなムード?
 もともと福田総理は胡錦濤と親しい関係であり、今回は福田さんに同情した。た。チベット問題や東シナ海ガス田、共同開発の同意は、福田さんの面子を立ててあげた。
②ギョーザ問題には触れなかった?
 日本人の国民感情を回復するためにパンダをわたした、その代わりにギョーザ問題はあいまいにして、という駆け引きがあった。2億円の飼育代はこれまでと代わらない値段、アメリカではもっと高い値段出しているので高い。
③胡錦濤が下手にでてる?
1)2年前から比較すると、中国の農業物の貿易赤字額が10倍に拡大。日本のギョーザ問題がアジア諸国にも悪影響を及ぼしていて、特にアジア向けの輸出が低迷している。輸入している原材料価格が値上がりも追い討ちをかけている。
参考http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008050901000055.html
中国農業省は8日、2008年1-3月期の農産物貿易が36億6000万ドル(約3800億円)の赤字だったと発表した。国内食料品価格の上昇で政府が輸出を抑制する一方、輸入が急増したためで、赤字額は年間で06年の約6倍となった07年に続き、今年も大幅な増加が続く見通しだ。 地域別ではアジア向けの輸出が欧米向けに比べ伸び悩んでおり、中国製ギョーザ中毒事件を受けた対日輸出低迷の影響も大きいとみられる。
 08年1-3月期の輸出は前年同期比9・6%増の93億5000万ドル、輸入は61・0%増の130億1000万ドルだった。穀物輸出が72・8%減と大幅なマイナスになった一方、豚肉などの値上がりを背景に畜産品の輸入が37・7%増えた
2)しかし数年後には日本よりも経済成長が続くASEAN諸国に輸出先を移行させようとしている、今は高い値段で購入してくれる日本はまだまだ重要なお客さんという意識があるから。
④日中関係は良好といえる?
1)もっと日本もしたたかにふるまっていれば国益を得るチャンスがたくさんあったのに、外交が悪く、ビジネスだけでみれば、この数年間それを逃している状況。
2)食料など中国への依存度が高い。輸入元一位が中国でアメリカを抜いた。
3)小麦などの輸入の流れをみても、これまでオーストラリアなどから高いお金を払って輸入していた日本→それよりもっと高いお金を払って買っているのが中国。これまで10年は人口の少ない先進国が成長してた→これから先10年、中国・インドなど人口が多く食料を大量に取られてしまう→日本の食糧が中国へ移行し、まだ日本国内の食糧不足が続き食料品が値上がりする可能性あり。
⑤中国の問題点から日本への影響は?
 人民元が切り上げがすすみ、アジアへの影響も拡大する。中国などからの輸入品が高くなり100円ショップの品物の種類が減ったり、質が悪くなる。
⑥中国の強みから日本への影響は?
 利益率も低く手先の器用な日本人が得意とする応用技術を使った省エネ製品などは中国にはまだ製造できる技術力はない。環境問題に直面している日本の省エネ製品の売れ行きはすすむ。
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